弁天まつりのご案内

みなさまお元気でお過ごしですか。
10月に入りやっと暑さも落ち着き、気持ちのよい季節となりました。
日中は晴天が広がり、特に津山地方ではこのように過ごしやすい時期はほんのわずかなので、少しの間楽しみたいと思います。

さて、来週 10月20日 には弁天さまのお祭りがあります。
法要のあとには5年ぶりにヴァイオリンとチェロの奉納演奏も行われ、ご希望の方には御祈祷したお守りシールもお授けいたします。
今年の巳(み)の日(弁天さまの日)はちょうど日曜日なので、檀家さんでない方にもご案内したところ、「弁天さまが好き」とか「美しいお堂に入ってみたい」、「ヴァイオリンの演奏をお寺で聴いてみたい」など、それぞれの思いでお参りされるようです。

弁天さまがお祀りされている回向堂(えこうどう)は5月と10月の年二回の法要の際、開放されます。とりわけ秋は盛大な法要がなされ、どなたでも参っていただけます。どうぞお気軽にご参拝ください。

玄関には秋のお華
土佐水木・木苺・リンドウ・白小菊・ススキ

ドラゴン柳・風船唐綿・赤ドラセナ

雪柳・赤小菊・ススキ

 

施餓鬼法要 2024

8月18日、施餓鬼(せがき)法要が執り行われました。
今年は雨の心配はなかったものの、尋常ではない暑さにどうなることかと心配しましたが、体調不良になる者もなく無事に終えることができました。
夜の法要に向けて朝から準備に来てくださった総代の皆様、夜遅くまで本当にありがとうございました。
立派な餓鬼(がき)供養ができ、各家のご先祖供養ができました。
長く暑い施餓鬼法要の一日を写真でお届けします。

本堂前に集合して先ずはご本尊様にご挨拶
今日一日皆が無事で、施餓鬼法要ができますように

餓鬼供養の準備からスタート

法要にあたり玄関幕を張ります

境内清掃も念入りに最終チェックです


ほんの少し休憩タイム…しかし暑い!

午後からは参拝の方の受付も始まります

久しぶりにいろんな方のお顔が見えて嬉しい日でもあります

夕刻七時、いよいよ法要が始まります

お堂の中はむせるような暑さで汗が滴ります
幾重にも衣をまとうお坊さんは大変ですね

六人のお坊さんに懇ろに供養していただきました

高い所にあるお供え物には手が届かない餓鬼の為に白飯と水を下にお供えします

気温は高いものの、夜空には秋を思わせるようなお月様がでていました

お盆を迎えて

ご先祖様のお帰りを楽しみにしていたお盆も早いもので今日で終わります。
みなさんはどんなお盆をお過ごしでしたか?
暑いなかでしたが、ご先祖様に思いを馳せ、我々が今ここにいられることに感謝する時間となったことと思います。
お寺では14日に遠方の方々がお参りされる「合同初盆」と「合同棚経」のお勤めが行われました。
ご縁があってご一緒にお参りされたみなさんは、他家の仏様にもお互い手をあわせるという良いことができました。

名誉住職さんお手製の看板でお迎えです通称「くまちゃん」の看板、面白い形の板がクマに見えませんか?
孝楓さんは大切な方々を思い浮かべながら一生懸命お勤めさせていただきました
島根、岡山、勝央町からお参りに
「ひまわりが夏らしくていいですね」と喜んでいただけました
東京、倉敷、笠岡、岡山からお参りに高3と中1の女の子二人でお供えのお団子を作りました
僧侶だけでなく、お寺の裏方も後継者が育ってきているようです

猛暑のなか新種のユリが咲きましたお盆が終わるといよいよ夏の最後の行事「施餓鬼法要」です
数日前に蜂に刺されてしまった名誉住職さん渾身の作、蜂にご注意ください!

弁天まつり

中国地方も梅雨入りし、毎日雨の日が続いています。自然のこととはいえ、体調が優れなかったり乾かない洗濯物に頭を悩ませたり…と少々憂鬱になりますが、一緒に何とかこの時期を乗り越えていきましょう!

さて6月10日、巳(み)の日に弁天様の法要がありました。

弁天様は技芸上達や商売繁盛などの神様として知られています。一番は金運を授かることに偉大なお力を持っておられますが、農耕の神でもあります。

時に水は脅威となって我々の生活を一瞬にして変えてしまうこともありますが、なくてはならない大切なもの。この季節を鬱陶しいともつい思ってしまいますが、弁天様から恵の水をいただいて我々の生活が豊かにそして安全に送れるようお願いしました。

5月のできごと

國分寺が兼務する山の上のお寺、西福寺(さいふくじ)では初旬に春まつり法要が行われました。
50年以上続く法要で歴代住職さまと檀家各家のご先祖さまのご供養をいたしました。秋には秋まつり法要を行います。
ごく少ない檀家数ですが、一家からおひとり必ずお参りに来られます。
代が変わってもご先祖を想う気持ちが引き継がれている場所です。住職はじめ寺内一同、頭が下がる思いです。

西福寺のご本尊は阿弥陀如来さまで、楚々とした小さな山寺で気持ちのよいところにあります。
ブログの下部に検索欄があるので「西福寺」と検索してみてください。
2021年7月8日のブログにお寺のことを詳しく掲載しています。
沢山の紫陽花に囲まれて西福寺が最もきれいな季節の記事なのでご覧いただき、ぜひ一度お参りください!




それから、晴天のこの日は「檀信徒総会」という会合に孝惺さんと一緒に國分寺と西福寺の役員さんが出席されました。
全員ではありませんでしたが、両寺の役員さんが一同に会され会場となった近くのお寺に参拝し、役員としての意識を高めてきてくださいました。
お世話になりました。

出発前にパチリ
みなさんとご一緒する機会が戻ってきて嬉しいことです
サツキが満開、境内が一年のうちで最も華やかになります

新年早々の惨事によせて

一日の能登半島地震に続き、二日には飛行機の衝突事故と大変な新年の幕開けとなりました。

どちらも多くの犠牲者がでており心が痛みます。どうかこれ以上被害が拡大しませんように。

毎年三が日は午前と午後の二回、ご本尊お薬師さまと阿弥陀如来さまの前でお勤めをいたします。昨日、今日はこのお勤めの際、ふたつの惨事で犠牲になられた方々の魂を慰めるべく、お経を唱えました。どうか安らかでありますように、そして二度とこのような惨事がありませんように。

施餓鬼法要

18日、台風7号の影響が心配されましたが、前日までの雨予報も跳ね返し、施餓鬼供養にあわせて先祖供養が無事行われました。
今年は3名の役員さんにも手伝っていただき、おかげで例年以上に盛会に法要が進められ、ありがたいことでした。
落合泰宏様、立石忍様、江原幸男様、お世話になりありがとうございました。

暑い中でも可憐に白百合が咲きました。
こぼれ種で境内に数か所根付いたもの、その生命力はすごい!

浅草から毎年届けていただくほおずきも元気に赤く実をつけて
夕方から参拝の方が多くみえました
夕刻7時、厳かに式が始まりました
一年に一度、餓鬼に施しをすることで功徳をいただくことができます




お盆のお勤め

  1. 各地で異常な暑さが続いていますが、みなさま良いお盆をお過ごしのことと思います。
    明日はもう仏送り。暑い暑いと言いながら、もう夏が過ぎようとしています。
    8月18日は施餓鬼法要があり、これが終わるとお寺の夏の行事も全て終わりです。
    約一ヶ月、これまでのお寺の様子を振り返ってみます。
    今年も無事にお勤めを終えられたことが何よりでした。

    棚経が始まった直後、この頃から暑さと湿気が厳しかったです。
    弟子の光胤(こういん)さんもお参りに行かせてもらうことがありましたが、笑顔ばかりではありませんでした(笑)

    8月6日、9日には広島、長崎に想いを馳せて鐘をつきました。

    今日は遠方の檀家さんがお参りになり、合同棚経と合同初盆のお勤めをしました。可愛いペンやイラスト、ポストカードなどをあしらってつくる孝照さんのお手製看板です!

    会場で初めてお会いになった檀家さん方も、ご先祖様のおかげでこの場に集い、一緒にご供養ができました。これも仏様が結んでくださったご縁ですね。遠方よりご苦労様でございました。

     

弁天まつり

6月28日、巳の日に弁天まつりが行われました。
雨の予報で大変蒸し暑いなかでしたが、今年はみなさんにもお参りしていただきました。コロナ以降数年ぶりのことです。
お堂の中とはいえ、法要中も足を楽にし、心も体もリラックスしてもらうことが一番。
きちんとしなければならないと思わず、ご自身の心に仏様を近く感じることが大切です。
みなさんどうぞ気負わずお参りくださいね。

今月上旬には孝照さんと孝月さんが木に登って梅を取ってくれました。
さすがに息のあったコンビですが、必ずケンカもセットです(笑)
この後、古木の中にうずもれるように脚立を一本足で立てたり…なんとも危ない!見ているこちらは冷や冷やしました。



歓喜天さま前のザクロの花
ニッコウキスゲ

6月1日、サツキが満開でした。
お塔婆を持って来られた檀家の方が、きれいですねとしばらく眺めていってくださって何だか嬉しかったです。

 

 

東日本大震災犠牲者を想い

3月11日、震災発生より今年で丸12年となる今年は13回忌法要を行い、寺内の者で心を込めて追悼いたしました。

12年前のこの日、東北地方は雪が舞い、当地も大変に寒い日でした。
あの凄惨な状況は、テレビの映像を通してみている我々まで恐怖と寒さに震えるようでした。そのことは今でもはっきりと思いだされます。

今年は連日暖かい日が続き、境内の木々は次々と花を咲かせています。
犠牲者の魂を悼むと同時に、被災された方々、そして生かされた方々の心に一輪でも多くの花が咲くことを願いました。

2時半頃からお勤めを開始しました

2時46分には読経のなか、静かに祈りを捧げました

2時46分、境内では鎮魂の鐘を打ちました

12年前、四十九日法要の際には、東の方角に向かって大きな角塔婆を建立しました

樹齢100年を過ぎる梅の古木、この日花は満開に

一週間前はまだ蕾も沢山あり、風情いっぱいでした

枝垂れの白梅

こちらは、同じ一本の木に紅梅と白梅が混ざって咲いています

山茶花も咲き乱れ

毎年いただく啓翁桜、今年は玄関前に生けてみました

花が咲いてからも長く楽しめます

玄関の生け花も春の花で溢れています

木瓜・菜の花・つげ

黒猫柳・トルコ桔梗・ユーカリ・麦
青麦の花言葉は『希望、繁栄、豊作』
東北の地へ届きますように