秋の弁天まつり

昨日10月5日は巳(へび)の日、弁天様をお祀りする日でした。

今年はコロナ感染予防のため、例年の行事は取り止め、國分寺の僧侶達だけでお経をお供えしました。
お唱えしたのは金光明経大弁財天女品(こんこうみょうきょうだいべんざいてんにょぼん)。
弁天様のためだけのお経で、これを読むことで弁天様のお力がより一層いただけます。

このお堂は平成13年の開扉法要記念事業として、建てられたものです。
それまでは境内内の池に浮かぶ小さなお社でしたが、シロアリ被害により朽ち果ててきたのをきっかけに本堂南側に移築建立しました。

弁天様は商売繁盛、病気平癒など様々なご利益のある仏様ですが、なかでも技芸上達に強いお力をお持ちです。
妙音がお供えできるよう、一心にお唱えしていただきました。

堂内に響き渡る読経の声は、それはそれは格別なものでした。

来年の今頃は爽秋のなか、またみなさまと一緒に妙音を楽しめることを願っています。

孝楓住職、孝照名誉住職、孝惺副住職

マスク姿で施餓鬼会(せがきえ)です

残暑お見舞い申し上げます。

処暑の頃とは言えないほどに残暑も厳しく夏の疲れもでる頃、みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
かく言う私、まさに夏バテ、施餓鬼法要が終わった翌日からしばらく寝込んでしまいました。
夏の間は皆がお参りに出てしまうので掃除や台所仕事など引き受けており、日中ほとんど家の中にいましたが、知らないうちに軽い熱中症状態になっていたのだろうと思います。
特に台所で火をつけて料理をしていると、その周りの気温はかなり上がっているそうですので、みなさまも台所に立つ際にはくれぐれもお気をつけくださいね。
そして、実は熱中症になる方の八割近くが家の中だということもニュースで伝えていました。
炎天下での労働でなくとも危険なほどのこの暑さ、クーラーがかかった部屋にいても知らないうちに熱中症を引き起こすそうです。
引き続きコロナ対策+熱中症対策に十分気をつけ、あと少しのこの夏を乗り切りましょう!

というわけで施餓鬼法要のご報告が遅くなりましたが、無事に法要は執り行われ、しっかりとお供養をしていただきました。


今年は暑さに加えて、より一層の気を配りながら。
まずはご本尊様に手を合わせてご挨拶ですが、炎天を避けた場所から失礼します。



毎年お手伝いくださる地元檀家のみなさまにはお休みいただき、少ない人数での準備となりました。


ご本尊薬師如来様と境内に建てられた大きな角塔婆をしっかりと繋ぐ「ぜんのつな」。
この綱に触れることによって、おかげをしっかりといただけます。



その昔から変わらず夜に行われる施餓鬼会(せがきえ)。
夕刻7時、鐘の音を合図に僧侶達が本堂へ移動します。


この夏デビューをはたした小僧さん達、二人揃ってこの度も参加させてもらいました。
初めてのことだらけで緊張の面持ちですが、現國分寺が再興されて250年来続く施餓鬼会(せがきえ)、こうやって代々継承されていくのだと実感する瞬間です。


餓鬼道に落ちた餓鬼達が、この法要で施された食べ物に一年に一度だけありつくことができ、その善行によって檀家各家のご先祖様も供養されます。


お参りし、ご本尊様に手を合わせ、施しをする。我々がその功徳を積むことによって、廻りまわって大きな先祖供養ができるのです。

今年も無事に伝統行事が行われました。大半のことが昨年と同じようにはいかない今年ですが、それでも脈々と続いていく大切なことがあります。そのひとつを終えてほっとひと安心の一同です。

お経をお聴きください

一年に一度、ご先祖様にお会いできるお盆が終わりました。

初盆や先祖供養のお参り(棚経)は各家に出向いてお参りいたしますが、県外など遠方在住の檀家さんの場合はお寺でお供養する日を設けております。

その様子と、孝楓住職さんによるご先祖供養のための「阿弥陀経」の読誦をお届けします。


世情混沌の今年はお参りなさる方は少なかったですが、みなさまもそれぞれの場所で手を合わせておられたことと思います。

絵が得意な孝照和尚さんの手書きの案内です。

来年の夏は、多くの方が國分寺にお参りいただけるようになっているといいですね。

國分寺のお祭り

10月は毎週末、各地でお囃子の声が聞こえています。
古いお神輿が復元されたり獅子舞いが復活するなど、年々神社のお祭りは盛んになっているように感じます。

國分寺のお寺でも、秋にはお祭りがあります。

國分寺には、仏さまをお守りする「弁天さま」という神様がお祀りされています。

以前お祀りされていた古いお社が、シロアリ被害により朽ちてしまったことをきっかけに、平成13年に新しく回向堂というお堂が建立され、現在ではそのお堂に弁天さまはお祀りされています。
そして春と秋の年二回、お堂を開放しての法要が行われており、とりわけ秋のお祭りは盛大に行われます。

今年も10月11日、巳の日に「弁天まつり」が行われました。


この日はお天気にも恵まれ、朝から気持ちの良い日となりました。


まずは七人の僧侶による法要が行われました。
唱えられていたのは仏さまをお讃えするお経で、厳かながら華やかなものでした。


法要の後半ではお参りの方々も一緒にお経を唱え、より弁天さまに近づくことができました。
ご真言は「おん そらそば ていえいそわか」
みんなで大きな声でお唱えしました。


続いて毎年恒例となっている奉納演奏がありました。
クラッシックから映画音楽、童謡まで幅広く演奏していただき、みんなで一緒に歌う場面も。


まるで弁天さまが舞い降りてこられているかのような美しく高貴な音色に耳を傾け、心を清めていただきました。


今回は自彊術(じきょうじゅつ)という体操を教えていただくコーナーもありました。
先生のご指導により軽く二、三回腕を回しただけでも効果抜群!!
一同、ビックリ!大喜びでした。


堂内で静と動のいろいろな体験をしている間、外の会場では弁天護摩祈願がなされていました。
事前に申し込まれたそれぞれのお願い事、この日も大きな炎が舞い上がり、弁天さまにしっかり届けられたことでしょう。
護摩祈願も終わり、そろそろお腹もすいてきました。


こちらも毎年恒例、おぜんざいのお接待です。
ふっくら美味しいあずきは天下一品。


見事なチームワークで、300個ほどのお団子も手際よく作られていました。
ほぼ全員が二杯、三杯とお代わりする美味しさです。


準備のため、お寺へは一番乗りのみなさん。
早朝より、ありがとうございました。
今年もとっても美味しかったです。

あした10月11日は

10月11日(巳の日)は、國分寺の弁天様のお祭りの日です。
台風が心配されましたが、少しそれるようなので、法要は予定通り10時より行います。
台風が接近する地域では、被害が出ないことを祈るばかりですが…。

弁天様は技芸上達や、商売繫盛の神様。
法要の後には、毎年恒例となっているヴァイオリンの奉納演奏もあります。
神戸から「かわい音楽村トリオ」のみなさんがお参りされ、クラッシックから映画音楽、童謡まで幅広く演奏してくださいます。

そして、弁天護摩供養も同時に行われます。
皆さまのお願い事が弁天様にしっかり届くよう、ご祈祷いたします!

おぜんざいの接待もありますので、秋の一日どうぞお参りください。

今日は国分寺のお施餓鬼です!


法要は19時から。どなたでもご参拝いただけます。


まずはご本尊様の前で般若心経のお勤めでスタートです。


朝から手伝い方が集まって準備を進めています。


前(善)の綱をご本尊お薬師様としっかり繋いで。


夕立がこないことを祈ります。


名誉住職さん直筆の玄関幕を巡らせ、参拝者をお迎えします。

本日、夕方7時より國分寺では施餓鬼(せがき)法要が行われます。

一年に一度、餓鬼道に落ちた餓鬼(がき)達に水や食べ物のお供え物をして、供養をします。
その功徳が回りまわって、それぞれのご先祖様の供養につながります。

また、餓鬼(がき)とは私たち自身の心のあらわれでもあります。
むさぼりの心に捉われがちな私たちの心を改め、施しに徹する。
施餓鬼とは、そのよい機会なのです。

ご先祖様の供養と、そして自分自身の心を清めに、ぜひお参りください。

西の国から


昨日8月13日は、京都や大阪など遠方から檀家さんがお参りされ、お寺でお盆の先祖供養がおこなわれました。


相変わらずの猛暑のなかでしたが、みなさん一生懸命にお参りなさいました。


立秋とはいえ、最高気温は36度!じっとしていても汗が滲みます。


この暑さには参ってしまいますが、青い空と白い雲がとてもきれいです。


夕暮れ時は息を吞むような美しさ。刻々と変わっていく空の様子を眺めながら、多くのご先祖様へ思いを馳せます。


お盆前には、近隣の檀家さんのところに、それぞれバイクでお参りに行きました。


熱中症になりかけながらも、無事にご供養できましたことは、お寺の者にとっても大変ありがたいことでした。


檀家のみなさまにお会いできることも、毎年楽しみのひとつです。


お盆が過ぎると、次は8月18日、19時より施餓鬼(せがき)法要がおこなわれます。
一年に一度、餓鬼道に落ちた餓鬼達にお供え物をし、その功徳をもって我が家の先祖供養ができるという、ありがたい日です。
今年は日曜日でもありますので、多くのみなさまにお参りいただきたいと思います。

今、國分寺では

本日、6月1日は己巳(つちのとみ)。

弁天様の縁日である巳(み)の日のなかでも、60日に一度のさらに縁起のいい日です。

妙音天(みょうおんてん)の異名を持つ弁天様は音楽がお好き。

技芸上達や財運、豊穣の願いをきいてくださる弁天様のこの日にお参りし、音楽を楽しんだりお財布を新調するのもいいようです。

國分寺で弁天様をお祀りしている回向堂(えこうどう)では、音楽を流しながら一日お堂を解放しています。

16時まではどなたでも堂内にお参りしていただけますので、年に二回のこの機会にぜひお参りください。

前、前、前、住職の100回忌法要ができました!


三月はみなさん何かとお忙しかったことと思います。お寺でも比叡山へのお参りやお彼岸、年度末の諸事で、あっという間に日が経ったような気がしています。そのなかのひとつに、大事な法要がありました。

今から3代前の住職、國分寺第101世 孝正(こうしょう)大僧正の「100回忌法要」です。

前住職、孝照(こうしょう)大僧正をお導師(中心になって法要を行う僧侶)とし、厳粛な雰囲気のなか法要が執り行われました。
まだ寒さの残る頃でしたが、この日は春らしい陽気に包まれ、寺族(寺の家族)一同心を込めてお勤めしました。親族も各地で手を合わせ、思いを馳せていたようです。

当時、比叡山の僧侶であった孝正師は「比叡山の高僧をこの由緒あるお寺の住職さんに!」という檀家の懇願により迎えられました。
残念ながらその数年後に若くして遷化(せんげ(亡くなる))されましたが、その後脈々とこの地で法灯は受け継がれています。


國分寺第101世住職 100回忌法要。


第103世住職、孝照師は孫にあたります。


孝月さんを中心にご詠歌もお唱えし、奉納しました。


孫、ひ孫、やしゃごが100年前に亡くなったご先祖様に手を合わせました。


この頃咲き始めた境内の梅の木は、孝正師のお顔を知っていたのでしょうか。

弁天様と音楽と秋の一日

爽やかな秋の日、弁天祭りが行われました。
厳かな法要と心地よい音楽、美味しいお接待をいただいて、楽しい一日となりました。

奉納演奏ではバロック音楽を中心に童謡も演奏していただき、非日常の気分を味わったり、くつろいだ雰囲気のなかでみんなで一緒に歌ったりと盛りだくさんでした。

ある曲の演奏中、お堂に弁財天女が舞い降りてきたように感じたのは私だけではなかったようです。

美味しいおぜんざいもお代わりして、心も体も満たされた一日となりました。

もちろん、護摩に託された皆さんの願いもしっかり弁天様に届いていることでしょう。