開扉法要 ③


天台宗のマスコットキャラクター「しょうぐうさん」と103世住職


子ども達にも大人気「しょうぐうさん」は一隅を照らす運動キャラクターです

みなさんのお願い事は103世住職の手書きのお札に刻み込まれました

開扉法要三日目。

最終日はお薬師様にお願いごとを叶えていただく「薬師供祈願法要」と、いよいよお扉を閉める「閉闢法要」が行われました。

薬師供祈願では一時間もの間、読経の声がお堂に響き渡り、お坊さん達が、みんなのお願いごとを叶えてくれるよう仏様に一心に拝んでくださいました。

最後に閉闢法要では、参拝者が見守る中、静かに降る雨音とともに厳かにお扉が閉まりました。

また16年後にお薬師様に会えることを、それまで健康で穏やかに過ごせるよう願いながら、大法要は終わりました。

開扉法要 ①

 

10月13日〜15日までの三日間、開扉大法要が行われました。

前日までの天気予報では降水確率80%! しかし雨も上がり迎えた一日目。

午前中に塔婆開眼供養法要他、三つの法要が行われました。

ご本尊の秘仏お薬師様と大きな角塔婆は五色の綱で結ばれ、塔婆開眼供養法要に続き開闢法要の途中でお薬師様のお扉が開けられると、塔婆から下がったその綱からはより強くお薬師様のお力をいただけます。みなさん一心に手を合わせ、綱を触ってお願い事をしていました。

そして午後からは公開講座が開催されました。

約120人の聴衆で熱気に包まれた会場では、聖武天皇の勅命によって建てられた「美作の国分寺」について教育委員会の仁木講師から興味深いお話を聞きました。続いて、三千院御門跡様の楽しくありがたいお話に、時に笑い声も溢れ、「今からすぐ変えることのできる心のあり方」などを分かりやすく説いていただきました。

16年ぶりにお姿を拝むことができたお薬師様は、とても穏やかで優しいお顔でした。

お寺のしごと

お寺ではこんなこともあります。

先週は会議をしました。

この秋、10月13日~15日にある「開扉法要(かいひほうよう)」の準備のためです。

担当別に午前・午後に分かれ、総勢80人ほどの方達と話し合いをしました。

法要まで三か月、準備もいよいよ大詰めです。