本日、夕刻7時より「施餓鬼(せがき)法要」が
国分寺境内において、執り行なわれます。
みなさん、お参りください。
歴史と文化の城下町。美作国(みまさかのくに)つやま。
本日、夕刻7時より「施餓鬼(せがき)法要」が
国分寺境内において、執り行なわれます。
みなさん、お参りください。
明日、18日は「施餓鬼法要」です。
夕方7時頃から法要は始まります。
餓鬼道(がきどう)という地獄に落ちた飢えた鬼達が、一年に一度だけ食べ物を口にすることができる日です。
餓鬼道に落ちると食べ物が目の前で炎に変わってしまい、口に入れることはできません。
しかし、この日だけは供養してもらったお供え物の水とご飯を食べることができるのです。
餓鬼に施しをすることによって、有縁無縁の霊を供養することができます。
ひいては、ご先祖様の供養につながるのです。
食べ物を粗末にしていると、餓鬼道に落ちるといわれています。
子供たちにもこのことをよく伝え、食べ物を大事にしましょうね。
太陽の陽射しに負けない、きれいな色のさるすべり(百日紅)の花が咲いています。
むかしむかし、旅をしていた王子が乙女を竜神から助け、百日後に再会を誓って別れました。しかし、乙女の死によって再会は叶いませんでした。そののち、乙女を弔う地から二本の樹が生え、紅白の花が百日咲き続けたことから、百日紅と名前がつけられたといわれています。
今でこそ民家でも時々見られますが、そんな物語から仏縁の木として昔はお寺にだけ植えられ、お寺に行けばさるすべり(百日紅)の花を眺めることができ、仏縁に結ばれる、と人々は花のもとに集まったそうです。
お寺では毎夕刻、鐘をつきます。
季節によって時刻は変わりますが、時を知らせるために九つ打ちます。
子どもの頃は「鐘が鳴ったら帰りなさい」と言われ、鐘の音が聞こえたらそれを合図に家路に急いだものでした。つまりは、そう遠くへ遊びに行かないようにという意味も込められていたのだと、今になってわかります。
『夕やけこやけで日が暮れて 山のお寺の 鐘がなる〜♪』童謡「夕焼け小焼け」
お寺ではこんなこともあります。
先週は会議をしました。
この秋、10月13日~15日にある「開扉法要(かいひほうよう)」の準備のためです。
担当別に午前・午後に分かれ、総勢80人ほどの方達と話し合いをしました。
法要まで三か月、準備もいよいよ大詰めです。
境内には色のある植物は沢山はありませんが、
数少ない色物が咲くこの季節。
夏から秋までは桔梗が楽しめます。
住職さんの一番好きなお花です。
昨夜、七夕の夜。
門を閉めに境内へ出るとキレイな月がみえました。
すぐに雲に隠れてしまいましたが、当地は雨ではなかったのでよかった。
各地でそれぞれの月、それぞれの空を眺められたことでしょうね。
お寺発のブログ、始めました。
お寺の日常、行事、境内の様子など
思いつくままに綴ります。
どうぞお楽しみに。