東日本大震災慰霊法要

東日本大震災から10年の月日が経ちました。
今なお行方がわからない方もあり、被災者、ご遺族の方々のこの10年は耐え難く、我々には計り知れない想いで過ごされたことと思います。
そして、これからもその苦しみは続いていくのかもしれません。

被災地の中継をテレビで観ていたら、被災され、ご家族が亡くなられた方からこんな言葉を聞きました。
「亡くなった家族やみなさんの冥福を祈るとともに、遺された自分達の幸せも祈りました。」
その通りだ!と、目から鱗が落ちる思いでした。
親兄弟、子や孫、親しい人を失った方達が生きることは、想像を絶するほどつらく苦しいことでしょう。
しかし、生き続けることこそが何よりの供養となり、遺された者の使命なのかもしれません。
この言葉を聞いて、今日は犠牲者の霊を慰めると同時に、そんな多くの方々の幸せも心の中で祈り、彼の地へ心を寄せて過ごしました。

阿弥陀様の仏前と、四十九日法要の際ご本尊薬師如来様に向かって建立された大きな角塔婆の前で、慰霊のお経をあげました。

地震発生時刻の14時46分には、魂を慰める鐘をつきました。

春を告げる花々が優しく、ただそこにありました。

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