孝楓さん、写ってます


「山陽新聞の記事です」

お彼岸中日に毎年恒例、千人塚の供養法要が行われました。

津山市川崎の兼田(かねだ)河原には、江戸時代この地で処刑された人達の供養の塔が建っています。

罪人ではあるけれども、地域の人達がその魂を慰めるために塔を建て、春と秋のお彼岸にお参りをされています。

有縁無縁に関わらず、手を合わせ祈ることで、この地域と多くの人々の幸せとなるでしょう。

お彼岸です

お彼岸を迎えました。
昨日までの雨も止み、今日は気温は高いものの夏のそれとは違って秋らしい爽やかな日です。

朝から墓地にお参りする方々の姿が見えます。
おひさまが真西に沈む彼岸の中日。西方浄土に手を合わせ、感謝とご先祖さまのご冥福をお祈りください。

そして、お彼岸といえば…おはぎ!
お恥ずかしながら手づくりすることはありませんが、祖母が作ってくれたものを懐かしく思い出します。
あんこの味はその家々で違って、幼馴染のおばあちゃんのあんこも忘れられない味のひとつです。

春彼岸の頃に食べるのは、ぼたもち。
秋彼岸の頃に食べるのは、おはぎ。
その区別は地域によっても違うそうですが、その時期に咲く花に合わせて呼び名が違うという説も。

境内にも萩をはじめとする控えめな秋の草花が、風に揺られています。
散策にどうぞお越しください。

今日の主役は…

本日、9月13日は前住職コウショウさんの誕生日。数えで77歳を迎えました。おめでとう!
コウショウさんは第四子、初めての男の子として国分寺に産まれました。70年以上前のお話、男の子誕生に周りは大喜びだったそうです。その約30年後、そんなコウショウさんの子どもは4人姉妹。ふふふ。

ところで数えで77歳といえば喜寿。
「喜」という字を草書で書くと七十七となります。そこから喜寿というおめでたい行事となったのです。
また、今年はお大黒のコウゲツさんも古稀を迎え、先日揃ってお祝いをしました。
古稀とは「人生七十、古来稀なり」との句よりこの名がありますが、平均寿命が男女とも80歳を超える今の時代、例え体が思うようにならなくても、皆さん気持ちは元気に、何事にもチャレンジしていってください。

先日、新聞記事でこんな言葉をみつけました。
「幸せとは、その人が成功したかどうかではない。毎日をいかに楽しく過ごせるかである。」
最後の最後まで残るのは学歴でも経歴でもなく、自分の心なのです。

金古神社


「ちょうど虹の向こうにお宮さんがあります」


「お宮さんの参道から見た西の空」

暑かった夏も終わり、今日から九月が始まりました。季節が移ろうのは、本当に早いですね。

夕方東の空に大きな虹が出ていました。
お寺の北東には金古(かなご)神社があります。

このお宮さんは国分寺のお寺とは直接関係はありませんが、この辺りには昔から鉱山があったので、金古(かなご)神社という名前がついたのではないかと思われます。

残暑もまだまだ厳しいなか、次々と台風も近づいてきます。大きな被害が出なければと祈ります。