毎日を楽しくする魔法のコトバ


「国分寺より参加の役員3名。スーツ姿もビシッときまってカッコイイ!」


「近隣寺院の檀家さんも国分寺に集合して。」


「早朝より大型バスで倉敷へ向けて出発しました。」


「会場前の看板には天台宗のキャラクターしょうぐうさんが。去年の開扉法要では国分寺へも来てくれましたね。」


「法要の他、ご詠歌奉納や表彰式も行われました。」


「翌日、地元の山陽新聞に掲載された記事です。」

津山では朝晩が冷え込み始め、暖房器具が活躍しだしました。

昔から「お祭りの頃になったらこたつを出していいよ」と祖母が言っていましたが、これはどこの家庭でも同じようです。

それでも日中は秋らしい気持ちの良いお天気が続いていて、まさに行楽シーズン。
みなさんもそれぞれ秋の一日を満喫されていることでしょうね。

さて、そんなお天気の良い10月26日、岡山県内の天台宗寺院の檀信徒約1,000人が集まり「第11回天台宗岡山大会」が倉敷市民会館で開催されました。

国分寺からも4名の僧侶、3名の役員が参加しました。

これは天台宗の「一隅を照らす運動」を広め、平和を願うための会です。

「一隅を照らす」とは、伝教大師最澄様の「忘己利他」(もうこりた)の精神を具体化するためのもの。

己を忘れ、他を利する
(おのれをわすれ、たをりする)

日々のささいな事にもこの言葉を思い出して当たれば、自然とうまく物事は進みます。
そして何より、軽い気持ちになるのです。

一度やってみると効果てきめん、不思議なことにどんな嫌なことも楽しく感じられるのです。

この魔法のコトバ、みなさんも日々のいろいろな場面でぜひ試してみてくださいね。

弁天様と音楽と秋の一日

爽やかな秋の日、弁天祭りが行われました。
厳かな法要と心地よい音楽、美味しいお接待をいただいて、楽しい一日となりました。

奉納演奏ではバロック音楽を中心に童謡も演奏していただき、非日常の気分を味わったり、くつろいだ雰囲気のなかでみんなで一緒に歌ったりと盛りだくさんでした。

ある曲の演奏中、お堂に弁財天女が舞い降りてきたように感じたのは私だけではなかったようです。

美味しいおぜんざいもお代わりして、心も体も満たされた一日となりました。

もちろん、護摩に託された皆さんの願いもしっかり弁天様に届いていることでしょう。

10月4日は「弁天まつり」


「散歩中の幼稚園児達も美味しい!とおぜんざいをいただきました」


「交通安全や家内安全、病気平癒など願いは様々です」

明日は弁天様のお祭りの日です。

弁天祭りは年に二回、五月と十月にありますが、十月は護摩(ごま)祈願をしたり、音楽の奉納があったりと盛大に行われます。

護摩祈願はそれぞれのお願い事を護摩木に記入し、密教の修行を修めた僧侶がそれをひとつひとつ釜にくべて祈祷します。
弁天様にそのお願い事をしっかりきいていただけるよう、僧侶は前もって身を清めてこの祈祷に臨みます。

いつもはご先祖さまの供養をされている皆さんも、この日だけはご自分のため、生きている者のために何かお願いごとをしてもいいのですよ。

今からでも祈願のお申込みは受け付けます。ご希望のお方は0868-26-1431までお電話ください。※檀家以外の方もお申込みいただけます。
なんと今年はオリジナルステッカーを祈祷の証としていただけるようです!

法要は10時から国分寺回向堂(えこうどう)にてスタート。10時半頃からはヴァイオリンその他の奉納演奏。11時からは場所を外に移して、護摩祈願法要が行われます。

そしてお参りの方も、たまたま通りがかった方にも美味しいおぜんざいが振舞われますので、お接待もどうぞお楽しみにおいでください。