遅まきながら今日、梅雨入りしました。
梅雨前の庭の選定も暑いなか始まり、今日が最終日。
生い茂った木々は、大勢の職人さんの手によってスッキリしました。
梅の実も採り終わり、季節の花も暑さに耐えながら咲いています。
これからは恵みの雨となるのでしょうか。
歴史と文化の城下町。美作国(みまさかのくに)つやま。
遅まきながら今日、梅雨入りしました。
梅雨前の庭の選定も暑いなか始まり、今日が最終日。
生い茂った木々は、大勢の職人さんの手によってスッキリしました。
梅の実も採り終わり、季節の花も暑さに耐えながら咲いています。
これからは恵みの雨となるのでしょうか。
本日、6月1日は己巳(つちのとみ)。
弁天様の縁日である巳(み)の日のなかでも、60日に一度のさらに縁起のいい日です。
妙音天(みょうおんてん)の異名を持つ弁天様は音楽がお好き。
技芸上達や財運、豊穣の願いをきいてくださる弁天様のこの日にお参りし、音楽を楽しんだりお財布を新調するのもいいようです。
國分寺で弁天様をお祀りしている回向堂(えこうどう)では、音楽を流しながら一日お堂を解放しています。
16時まではどなたでも堂内にお参りしていただけますので、年に二回のこの機会にぜひお参りください。
今日は一昨日の強風で泥まみれになった廊下やお堂を掃除しました。
爽やかな気持ちの良い日だったので動きやすく、終わった頃には私たちの体も気持ちもスッキリ!
正直なところ酷暑の夏、厳寒の冬には体力的にも気分的にも辛い時が多々ありますので、いつもこんなお天気だともっと掃除できるのになぁ…なんて。
そして今年の春は早いうちから暑い日が続き、境内の草も強力、格闘の日々です。
腰や指先が痛くなり、暑くてもうやめたい…と思いながらも、ふと顔を上げた時に見る草花や空。
朝夕に表情を変える姿は、疲れを吹き飛ばしてくれます。
日差しを受けて華やかに咲く芍薬
赤紫と緑の対比は鮮やかに境内を彩っています
夕方になり、花びらが少し閉じた感じもいいですね
新しい時代を迎えました。
その昔、国家国民を護るために造られた国分寺です。
この令和の時代も、今以上にみなさまの安寧をお祈りしてまいります。
境内には令和を祝すかのように、花々が静かに咲いています。
蔓桔梗(つるききょう)、馬酔木(あせび)、牡丹(ぼたん)など。
なかでも珍しいのが、鬱金桜(うこんざくら)です。
数年前、名誉住職さんが京都の哲学の道で見たこの桜に一目惚れ。
苗木を探し求め、お寺の境内に植えました。
地元新聞にも取り上げられ、この珍しい桜を目当てにお参りされる方もあります。
普通の桜と違うのは、花の色です。
最初は萌黄色で段々と桃色になっていきます。
その色合いはとても可愛く、ソメイヨシノが終わった頃から咲き始め、未だ私たちの目を楽しませてくれています。
別名、美人桜とも呼ばれるこの桜、名誉住職さんが一目惚れするのも無理もないですね。
「鬱金桜(うこんざくら)」
蕾から花の咲き始めは葉と同じ薄い緑で、爽やかな印象です。
花が開くにつれて色が変わっていく様は、可憐でありながらも魅惑的です。
その他の花も楚々として愛らしい。
「良いお顔をご本尊様に見てもらいましょう」
「(・_・D フムフム」
「お花も聞き耳を立てています」
「桜もいろいろな種類がありますね」
「水仙、スミレ、ムスカリ、桜など一斉に花が咲き百花繚乱の境内です」
四月一日、総代会を開催しました。
今年も総代全員で笑顔で記念写真を撮ることができ、仏様の前で人様のお役に立てるよう誓いました。これも数十年来の行事です。
新年度に向かって一同力を合わせて頑張ってまいります。
三月はみなさん何かとお忙しかったことと思います。お寺でも比叡山へのお参りやお彼岸、年度末の諸事で、あっという間に日が経ったような気がしています。そのなかのひとつに、大事な法要がありました。
今から3代前の住職、國分寺第101世 孝正(こうしょう)大僧正の「100回忌法要」です。
前住職、孝照(こうしょう)大僧正をお導師(中心になって法要を行う僧侶)とし、厳粛な雰囲気のなか法要が執り行われました。
まだ寒さの残る頃でしたが、この日は春らしい陽気に包まれ、寺族(寺の家族)一同心を込めてお勤めしました。親族も各地で手を合わせ、思いを馳せていたようです。
当時、比叡山の僧侶であった孝正師は「比叡山の高僧をこの由緒あるお寺の住職さんに!」という檀家の懇願により迎えられました。
残念ながらその数年後に若くして遷化(せんげ(亡くなる))されましたが、その後脈々とこの地で法灯は受け継がれています。
國分寺第101世住職 100回忌法要。
第103世住職、孝照師は孫にあたります。
孝月さんを中心にご詠歌もお唱えし、奉納しました。
孫、ひ孫、やしゃごが100年前に亡くなったご先祖様に手を合わせました。
この頃咲き始めた境内の梅の木は、孝正師のお顔を知っていたのでしょうか。
今日はお彼岸の中日です。
春分の日、祝日ということで雨のなかですが、朝からみなさんお墓参りに来られています。
きれいなお花のお供えをいただきました。
馥郁(ふくいく)たる立ち姿です。
少し前にいただいた桜はすでに満開。
お客様の目を楽しませてくれています。
花が開いて、良い香りにお堂が包まれるのが楽しみです。
今年も無事に比叡山参りが終わりました。
記念すべき第30回目のお参りということで、比叡山大護摩法要の後は奈良の興福寺にもお参りし、国宝を間近に拝ませていただきました。
阿修羅像はとても美しく、心を奪われるようでした。
内容盛りだくさんの今回のお参りで、たくさんのおかげを受けて帰路につきました。
大型バス二台で出発しました。
何年ぶりかの再会など、嬉しい驚きも。
今年は冷たい風が吹くなかでの法要でした。
全国から千人を超す人々が集まります。
甘酒と芋煮のお接待を受けて体を温め、おかげをいただきます。
今年の昼食は30回記念で鰻をいただきました。
奈良の興福寺。
仲良く男子会?
みんな元気に帰ってきました。お疲れ様でした。
「まだ固い蕾ばかりだったのが…」
「あいにくの曇り空ですが、二日でこんなに」
「比叡山大護摩法要」
昨日、一昨日の二日間は特に気温が高く蕾だった梅が一気に満開に、そして今日はまた冷え込んでいます。
雨水を過ぎ暦どおりに春めいてきましたが、まだまだ油断できない日々です。
これからお天気が良くなるにつれて、何かやらなくては!という気持ちにもなりますが、体はまだ冬の状態から抜け出していません。
本格的な春が来るのは待ち遠しいですが、気持ちと体のバランスを崩しやすい時期でもあります。くれぐれもご無理なさらず、お過ごしくださいね。
さて、来月には年に一度の比叡山参りがあります。
比叡山西塔での大護摩の後は、今年は奈良の興福寺へもお参りします。
3月13日の比叡山の天候はその年によってまちまち。
ある年は吹雪、ある年は雨と風の大荒れ、またある年はよく晴れて上着もいらないほどに暖かい、といった具合です。
比叡山参りは檀家さんもそうでない方も、皆さん誘い合ってご参加になります。
今回の参加者には仲良し同級生4人組という方もいらっしゃって、そんなお付き合いがずっと続いているのはステキだなと思いました。
毎年皆さんとバスでお参りするのも今年で30回目。
来年、国分寺からお参りに行くかどうかはまだ未定ですので、この記念すべき年にぜひご参加ください。
冬らしい雪景色です
先週末はとても寒くこの辺りでも雪となりましたが、もう節分の季節です。
福は内、鬼も内の気持ちで春を待ちましょう。
受験生もそろそろ進路が決まる頃。
皆さまにたくさんの福がきますように!