年の瀬も押し迫ってまいりました。大寒波到来のクリスマスの夜です。


今年は12月に入ると天気をみながら少しずつ大掃除を進め、今日までになんとかお寺の掃除が一段落するよう早め早めに取り組んできました。
やはりお堂の内外がきれいになると寒さも手伝って、更に気持ちがキリッと引き締まります。
しかし、この寒さのなかで無理は禁物。何がなんでもやらなくては!ではなく、加減しながらできることをできる範囲でやれたら良いのではと思います。諦めるのも難しいことですが、「諦めること=執着しないこと」も時には必要ですよね。
孝照住職さんも来年は満80歳です。お堂掃除には参加せず、でもいろいろとやりたいことが沢山の人ですから大人しくしていてもらうのも大変です。
そんな孝照さんのクリスマスにまつわるエピソードをひとつご披露。
その昔、娘達が二十歳前後の頃、クリスマスの夜にみんなでパーティーをしようと計画。雰囲気をだすためにキャンドルを沢山灯したかった私達は、なんと般若心経がぐるりと刻まれたふとーい蝋燭まで拝借してパーティー準備(仏さま!その節は大変失礼しました)。ちょうど会場準備が整ったときに部屋に入ってきたのは最強に厳しい時代の孝照さん。「なんだこれは!」と言うが早いか、フー!フー!フーーー!!!とキャンドルの灯を片っ端しから吹き消してしまったのです。「やめてー!誕生日じゃないんだからーーー!!」と叫ぶ娘達。それはまさに諦めの瞬間。あえなくパーティーは強制終了されてしまいました。20年以上経った今でもこの話をして大笑い、孝照さんの性格をよく表したエピソードのひとつです。
そんな孝照さんも、今や孫にかわいいサンタのケーキを買ってきてくれるまでに。人間、変わるものです(笑)。以前ブログでもお話ししましたが「変化する」ことを恐れてはいけません。随分な変化を遂げたことで孝照さんは新しい楽しみを知ったことでしょう。あぁ…私達もクリスマスパーティーしたかった。。。

さて、先週末は初雪だったにもかかわらず、10センチほど雪が積もり驚きました。今回は更に積雪が多くなるようですので、どうかお気をつけください。大掃除もしばし休憩ですね。









紅オクラ・二輪菊・孔雀草・ススキ
秋の庭園
撫子
紫式部
女郎花
秋明菊
歓喜天様前の柘榴の木
8月14日、お知らせしました時刻に会館にてお勤めいたしました。離れていても心を同じくし、無事にご先祖供養ができましたこと大変嬉しく思います。(孝楓住職さんより)
いつも元気な孝楓さんですが、酷暑のなかみなさんにお会いできることだけを励みにがんばりました。

昨年に続き小僧さんも二日間だけ同行させてもらいました。
8月6日、広島の原爆犠牲者の霊を慰める鐘を76回つきました。
8月9日、長崎の原爆犠牲者の霊を慰める鐘を76回つきました。




















“近くて便利”なコンビニがあってほんと助かります。
お客様が来られたら恥ずかしい・・・
自然のチカラ、完璧にはきれいになりませんが、青く澄み渡る空の様に気持ちはスッキリしました。
前回のブログでお話したウコン桜、4/20撮影のものです。遅ればせながらお届けします。






2019年 いただいた大王松と青竹が清々しく
2020年 大王松と境内の梅の枯木を使いました
2021年 境内の楚々とした侘助を添えて
