施餓鬼法要 2024

8月18日、施餓鬼(せがき)法要が執り行われました。
今年は雨の心配はなかったものの、尋常ではない暑さにどうなることかと心配しましたが、体調不良になる者もなく無事に終えることができました。
夜の法要に向けて朝から準備に来てくださった総代の皆様、夜遅くまで本当にありがとうございました。
立派な餓鬼(がき)供養ができ、各家のご先祖供養ができました。
長く暑い施餓鬼法要の一日を写真でお届けします。

本堂前に集合して先ずはご本尊様にご挨拶
今日一日皆が無事で、施餓鬼法要ができますように

餓鬼供養の準備からスタート

法要にあたり玄関幕を張ります

境内清掃も念入りに最終チェックです


ほんの少し休憩タイム…しかし暑い!

午後からは参拝の方の受付も始まります

久しぶりにいろんな方のお顔が見えて嬉しい日でもあります

夕刻七時、いよいよ法要が始まります

お堂の中はむせるような暑さで汗が滴ります
幾重にも衣をまとうお坊さんは大変ですね

六人のお坊さんに懇ろに供養していただきました

高い所にあるお供え物には手が届かない餓鬼の為に白飯と水を下にお供えします

気温は高いものの、夜空には秋を思わせるようなお月様がでていました

お盆を迎えて

ご先祖様のお帰りを楽しみにしていたお盆も早いもので今日で終わります。
みなさんはどんなお盆をお過ごしでしたか?
暑いなかでしたが、ご先祖様に思いを馳せ、我々が今ここにいられることに感謝する時間となったことと思います。
お寺では14日に遠方の方々がお参りされる「合同初盆」と「合同棚経」のお勤めが行われました。
ご縁があってご一緒にお参りされたみなさんは、他家の仏様にもお互い手をあわせるという良いことができました。

名誉住職さんお手製の看板でお迎えです通称「くまちゃん」の看板、面白い形の板がクマに見えませんか?
孝楓さんは大切な方々を思い浮かべながら一生懸命お勤めさせていただきました
島根、岡山、勝央町からお参りに
「ひまわりが夏らしくていいですね」と喜んでいただけました
東京、倉敷、笠岡、岡山からお参りに高3と中1の女の子二人でお供えのお団子を作りました
僧侶だけでなく、お寺の裏方も後継者が育ってきているようです

猛暑のなか新種のユリが咲きましたお盆が終わるといよいよ夏の最後の行事「施餓鬼法要」です
数日前に蜂に刺されてしまった名誉住職さん渾身の作、蜂にご注意ください!