五月初旬、津山市河辺(かわなべ)地区、「松風庵」で古くから祀られている「火伏観音」と称される十一面観音様の開扉法要が17年ぶりに行われました。
元々は國分寺奥の院で祀られていたこの観音様が、ご自身で歩いてこの地に降り立たれたとか、説話がたくさんあります。地域で大切にされてきた仏様のご開帳とあって河辺地区はもとより、松風庵の歴史に興味を持つ研究者の方々など遠くは島根県出雲市、岡山市や近隣市町村からもお参りがありました。
十一面観音様は、悩む人を癒し前向きな力を与えてくださる存在として信仰されます。‘救う‘という言葉ではなく、‘癒す‘という言葉が相応しい、まさに我々を近くで見守ってくださる松風庵の観音様です。したがってこれからも皆様と共に在る仏様のお力を信じて日々を過ごしてください、とお伝えしました。
堂内では法要の最後にご参拝の方々と「おんまか きゃろにきゃ そはか」とご真言を精一杯お唱えしました。
『弥栄の 願い尊き真言の 声清々しき 松風庵』 孝楓












