急ぎ足の春でした

今年は例年より少し早く、津山の桜も開花しました。

境内の桜も津山城(鶴山公園)と同時期に満開に。

天気も良く、良いニュースが少ないなか心躍る日々でした。

境内には珍しい鬱金桜(ウコンザクラ)という種類の桜もあり、これは例年だと四月下旬頃から咲き始めます。

2019年5月5日のブログでもご紹介しましたが(写真も掲載しています)、京都哲学の道で名誉住職さんが初めて見て気に入り、取り寄せて植栽したものです。

別名「美人桜」と呼ばれるこの珍しい桜は、花の色が萌黄色から桃色に移り変わり、人々を魅了します。

ぜひ、この珍しい美人さんにも会いにお越しください。

さて、次からは 津山城(鶴山公園)の桜です。

ここでは桜を眼下に見下ろすことができ、その景色はなかなかに見事です。

ちなみに津山城(鶴山城)の石積は天台宗の祖山、比叡山山麓の坂本という地の穴太(あのう)衆が積み上げたものです。

穴太衆は寺院や城郭などの石垣施工をしていた技術集団で、穴太流という積み方で巨石を巧みに積み上げています。

来年の桜の季節には、ぜひ石垣にもご注目してお城のお花見を楽しんでください。

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