酷暑の日々、皆さまお元気ですか。お見舞い申し上げます。
お寺では、夏のお参り(棚経)も始まっています。 体力的には厳しいながらも一年に一度お目にかかれる方も多く、楽しみもたくさんあります。
現在は数名で回らせていただいておりますが、孝照和尚さんは一人で早朝から夕方までお参りしていたそうです。
そして、先々代の孝円和尚さんの頃には地区ごとに定宿があり、お昼をいただく家や休憩をさせてもらう家が決まっていて、お昼寝タイムもあったそうです。のんびりとしたよい時代だったのですね。
ひ孫の光胤(こういん)さんはお参りに伺った先で孝円和尚さんの書を見せていただき、大変驚いていました。こうやって歴史を感じ、自分のさせていただいていることに感謝する気持ちが育っていくことを願っています。
今では二人の孫娘が跡を継いでくれていることを、孝円和尚さんもきっと喜んでくれていることでしょう。
先々代の孝円和尚さん
昨日7月30日は45回目のご命日でした。
子、孫、ひ孫でお勤めをしました。
明治生まれのお坊さんでありながら、とても優しかったお方です。
千年以上前に仏教と共に伝えられたとされる歓喜団(かんきだん)という唐菓子。歓喜天様への本格的なお供えが久しぶりにできました。
浅草からほおずきが届きました。
うだるような暑さのなか、江戸風鈴の涼しげな音色が心に響きます。