さるすべり(百日紅)

太陽の陽射しに負けない、きれいな色のさるすべり(百日紅)の花が咲いています。

むかしむかし、旅をしていた王子が乙女を竜神から助け、百日後に再会を誓って別れました。しかし、乙女の死によって再会は叶いませんでした。そののち、乙女を弔う地から二本の樹が生え、紅白の花が百日咲き続けたことから、百日紅と名前がつけられたといわれています。

今でこそ民家でも時々見られますが、そんな物語から仏縁の木として昔はお寺にだけ植えられ、お寺に行けばさるすべり(百日紅)の花を眺めることができ、仏縁に結ばれる、と人々は花のもとに集まったそうです。

“さるすべり(百日紅)” への2件の返信

  1. うちの表玄関横にも百日紅
    お寺ではないですが。
    今年は早くから元気に咲いています。明日、しみじみ眺めるとしましょう

    1. コメントありがとうございました。
      百日紅、物語を知ってから眺めてみると、また違って見えるかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です