國分寺のおてら 10月〜12月編

早いもので12月も半ばを過ぎ、次第に気忙しくなってきました。

12月とは思えない暖かい日が続いていましたが、これから寒さが本格的になるようですね。

津山の地も昨夜からぐっと冷え込み、今朝はうっすら雪景色。今日は風に雪が舞い散る寒い一日となりました。

ちょっとご無沙汰してしまっていましたが、これまでのお寺の様子を写真でお伝えします。

境内には名誉住職さん管理の秋の草花が可憐に咲き、また深まる秋とともに裏庭のモミジが今年も我々の目を楽しませてくれました。

また10月には秋の弁天まつりが行われ、久しぶりにご参拝のみなさんと声を合わせて『おんそらそば ていえいそわか』のご真言をお唱えして、それぞれが感謝と願いごとをいたしました。

年末に向け年の瀬の雑事に追われる頃となりますが、「あれもこれもやらなきゃ…」と嫌にならないよう、大掃除や寒さの中にも、楽しいコト笑える話を探しながら年末年始のお寺のいろいろをやっていこうと思っています。

みなさまもご無理はなさらず、ほどほどに。。どうぞお身体第一にお過ごしください。

 

 

地域を知り、地域の歴史を学ぶ

9月の終わり、お寺のお隣にある河辺(かわなべ)小学校の児童が二度に亘ってやって来ました。

まずは二年生。

保護者の方も参加して、小学校近くの商店や施設など四箇所を周り、そこはどんなところなのかを知る『学区探検』に出ました。

そのひとつが国分寺のお寺です。

子供達が事前に考えた質問をし、真剣に話を聞く姿。そして納得しながらそれを書き留め学ぶ姿は、まだ幼さが残る顔つきに反してとても頼もしくみえました。

後日、全員の感想やお礼の文章をいただきましたが、そこからもしっかりと勉強したことがよく伝わりました。

※ 学校より許可を得て、写真撮影及び掲載をしています。


事前に先生方からお話を伺った際、地域を知ることで、困ったときや危険なときにも駆け込めるようにという目的もあるそうで、なるほどそれは大切なことであり良い取り組みだと、同じく思いました。

お寺の前が通学路になっているので登下校時には必ずこちらから声をかけますが、近頃は子供達の方が警戒するのか…(^_^;) 元気の良い声が返ってくることばかりとは言えません。

このような接点を持つことで、「駆け込み寺」としても役割を果たせたらと思います。

そして次は六年生が『国分寺の歴史』を学びにやって来ました。

こちらは最終学年らしく聖武天皇が建てられた『美作国分寺』から現在の『国分寺』に至るまでの歴史を本格的に学習し、学習発表会でその成果を発表したそうです。





我々が河辺小学校に通っていた頃は、境内を写生しに大勢の子供達が来ていたものです。

学校から途中家に帰るという、ちょっと嬉しいような恥ずかしいような経験を四姉妹ともしました。

お寺の前を通って学校に通う子供も沢山いますが、今は門の中まで子供達が入ることはほとんどありません。

でも、お寺の門の前には大きなお地蔵さまがいらっしゃいます。

お地蔵さまは子供達を守ってくださる仏さまです。

私も前を通るときには必ず「いつも子供達を見守ってくださり、ありがとうございます。」と通学する子供達の姿を思い浮かべながら、手を合わせてお礼を言っています。

そのことを若い先生にお話しましたら、先生は「お地蔵さまがそういうものだとは知らなかったのですが、それはありがたいことですね。戻ったら子供達にも話します!」と、喜んでいらっしゃいました。

子供達だけでなく、先生や保護者の方々も今回の学びをきっかけに、地域を知るなかでお寺や神仏をもっと身近に感じてくれたのではないかと思います。

そして我々は皆、目に見えないチカラに守られているのだということ、つまりは感謝の心を常に持ちながら過ごせればと願います。


祝!81歳

9月13日は名誉住職さんの81歳の誕生日でした。

昨年は傘寿のお祝いをし、「80歳からの人生はおまけのようなものなので、感謝しながら日々楽しく暮らしたい」と昨年9月のブログでもご挨拶していましたが…

楽しいことよりもまだまだ限界に挑戦!とばかりにお寺の維持の為、寒い中も暑い中も広い境内地を草刈りから池の掃除、井出のどぶさらいまで…苦しいことを率先してやってくれています。

しかし、今年の猛暑には熱中症でダウン。病院で点滴を受け、なんとか日帰りですみましたが大変心配しました。

81歳になった名誉住職さんからひとことをもらおうとしましたが、「まだまだ。これから!これから!」と鼻息荒く…昨年より血気盛んになったようです(笑)

どうか元気でいてくださいね!

いつも数えで年齢を言う孝照さん。その度、娘達からは「数えなくていいから!」と厳しいツッコミが。しかしつられてロウソクの本数を間違えて注文していました~(笑)

名誉住職さんの衣姿を見る機会は少なくなりましたが、やはりこの姿が一番カッコイイ!

境内には名誉住職さんの好きな地味めな草木が植えられ、ちょっとした秋の庭となっています。

四月に行われたバイクイベント主催の方と。
バイクにまたがらせてもらいご機嫌さん。心は少年に ♫

ひどい暑さと湿気のなか、井出のどぶさらいもへとへとになりながらやってくれました。本当にありがとうございますm(__)m

やはり手伝いは孝月さんでないと。
いつも大変な仕事を一緒にやってくれる孝月さんにも感謝ですm(__)m

姿が見えないと思ったら境内のサツキや木の中からずぼっと現れることしばしば。常に環境整備に目を配ってくれています。でも、いっとろべぇ(若しくはひっつき虫、正しくはコセンダングサというそうです)をびっしり服につけて私達を弱らせるのは勘弁してくださ~い (ノД`)・゜・。

施餓鬼法要

18日、台風7号の影響が心配されましたが、前日までの雨予報も跳ね返し、施餓鬼供養にあわせて先祖供養が無事行われました。
今年は3名の役員さんにも手伝っていただき、おかげで例年以上に盛会に法要が進められ、ありがたいことでした。
落合泰宏様、立石忍様、江原幸男様、お世話になりありがとうございました。

暑い中でも可憐に白百合が咲きました。
こぼれ種で境内に数か所根付いたもの、その生命力はすごい!

浅草から毎年届けていただくほおずきも元気に赤く実をつけて
夕方から参拝の方が多くみえました
夕刻7時、厳かに式が始まりました
一年に一度、餓鬼に施しをすることで功徳をいただくことができます




お盆のお勤め

  1. 各地で異常な暑さが続いていますが、みなさま良いお盆をお過ごしのことと思います。
    明日はもう仏送り。暑い暑いと言いながら、もう夏が過ぎようとしています。
    8月18日は施餓鬼法要があり、これが終わるとお寺の夏の行事も全て終わりです。
    約一ヶ月、これまでのお寺の様子を振り返ってみます。
    今年も無事にお勤めを終えられたことが何よりでした。

    棚経が始まった直後、この頃から暑さと湿気が厳しかったです。
    弟子の光胤(こういん)さんもお参りに行かせてもらうことがありましたが、笑顔ばかりではありませんでした(笑)

    8月6日、9日には広島、長崎に想いを馳せて鐘をつきました。

    今日は遠方の檀家さんがお参りになり、合同棚経と合同初盆のお勤めをしました。可愛いペンやイラスト、ポストカードなどをあしらってつくる孝照さんのお手製看板です!

    会場で初めてお会いになった檀家さん方も、ご先祖様のおかげでこの場に集い、一緒にご供養ができました。これも仏様が結んでくださったご縁ですね。遠方よりご苦労様でございました。

     

弁天まつり

6月28日、巳の日に弁天まつりが行われました。
雨の予報で大変蒸し暑いなかでしたが、今年はみなさんにもお参りしていただきました。コロナ以降数年ぶりのことです。
お堂の中とはいえ、法要中も足を楽にし、心も体もリラックスしてもらうことが一番。
きちんとしなければならないと思わず、ご自身の心に仏様を近く感じることが大切です。
みなさんどうぞ気負わずお参りくださいね。

今月上旬には孝照さんと孝月さんが木に登って梅を取ってくれました。
さすがに息のあったコンビですが、必ずケンカもセットです(笑)
この後、古木の中にうずもれるように脚立を一本足で立てたり…なんとも危ない!見ているこちらは冷や冷やしました。



歓喜天さま前のザクロの花
ニッコウキスゲ

6月1日、サツキが満開でした。
お塔婆を持って来られた檀家の方が、きれいですねとしばらく眺めていってくださって何だか嬉しかったです。

 

 

バイクに乗ってお参りへ ~ Let’s go!

今年は開花が早かった桜ですが、お寺の境内には開花時期の遅い鬱金桜(うこんざくら)が咲いています。
京都の哲学の道で出会い、名誉住職さんが気に入って國分寺の境内にも植えたものです。(2019,5,5  と 2021,4,5 のブログでも紹介しています。)
ここ数日の暑さでぐったりしていますが、あと少しだけ楽しめそうです。

そして今開催中のバイクイベントでお寺にお参りされる方も増えています。
https://million-riders.com/
スタンプラリーの目的で訪れるバイカーの皆さんですが、やはりちゃんとご本尊様にお参りされています。
そんな皆さんはきっとお薬師さまに守られて、これからも安全にバイクライフを楽しめることと思います。

 

イベント開始最初の来訪者は日本原で喫茶店「ファミリートコ」を営むこの方。

女性バイカーのTさんとはバイク好きの父娘話で盛り上がりました。
またいつかお父様とツーリングでお参りくださいね!

お仲間でツーリング ♫

バイクのエンジン音は詳しくない者でもワクワクします。

なんとこの日は山族ライダーズの朝山すずさんとゴル氏がお参りされました。
たまたま居合わせたファンの方もびっくり!大喜びでした。

そしてこんなことに・・・

4年ぶり!

新年度がスタートしました。
コロナ感染状況も現状では落ち着いているので、慎重に検討したうえで、お寺の行事もできるだけ元に戻していきたいと考えています。
そして本日、境内の桜も満開のなか、コロナ禍以降開催を自粛していた総代会をやっと開催することができました。
実に4年ぶり!総代の皆さんに直接お会いすることができました。
これからは檀家のみなさまにも法要等で、お参りしていただけることを楽しみにしております。
皆さん久しぶりで話も弾みます

まずはご本尊お薬師様にご挨拶

この時だけマスクを外して恒例の写真撮影

気温が高く窓を開けて換気はバッチリ、でも花粉が・・・涙

満開の桜、風に吹かれて花吹雪もキレイ

スタンプラリーイベント!


雨の日が続いていますが、この暖かさで県北の桜も早々と咲き始めました。

津山といえばお城山の桜。

徐々にイベントも行われるようになっており、沢山の観光客で街が賑わうことかと思います。

そんな桜の季節に合わせて、面白いイベントがスタートします。

その名も

【 ミリオンライダーズスタンプラリー 
 〜100万人でつくる未来〜  in 津山 】
 2023.4.16.25

ライダー向けのまちおこしイベントで、津山の観光スポット6ヶ所にスタンプ台を設置。ツーリングでそれらのスポットを巡ったライダー達にスタンプを集めてもらい、SNSで応募すると商品が当たるという仕組みです。行楽シーズンの津山により多くのライダーに来てもらい、それによって地域の活性化を図るというものです。

この企画意図に賛同し、國分寺のお寺も協力させていただきます!

主催するのはバイクをテーマに津山で様々な活動をしている4人組「山族ライダーズ」。
小さなご縁も重なり、スタンプの設置場所のひとつにこの國分寺が選ばれ、お話がきました。
これまでの活動内容やメンバーの方々の思いを詳しく伺い、地元の活性化と、よりよい未来を願い、行動するパワーと誠実さに心打たれました。

このイベントの成功と、若い力がどんどん発揮されていくことを願い、微力ながら応援していきたいと思います。

バイカーもそうでない方も是非、この機会に津山を訪れイベントに参加してみてください。

https://million-riders.com/

地元の津山朝日新聞(2023.3.10)にも大きく掲載されていました

3月22日、津山城の桜は開花宣言されました

昨日、お城の下の方の桜はわずかに蕾を残してほぼ満開に

東日本大震災犠牲者を想い

3月11日、震災発生より今年で丸12年となる今年は13回忌法要を行い、寺内の者で心を込めて追悼いたしました。

12年前のこの日、東北地方は雪が舞い、当地も大変に寒い日でした。
あの凄惨な状況は、テレビの映像を通してみている我々まで恐怖と寒さに震えるようでした。そのことは今でもはっきりと思いだされます。

今年は連日暖かい日が続き、境内の木々は次々と花を咲かせています。
犠牲者の魂を悼むと同時に、被災された方々、そして生かされた方々の心に一輪でも多くの花が咲くことを願いました。

2時半頃からお勤めを開始しました

2時46分には読経のなか、静かに祈りを捧げました

2時46分、境内では鎮魂の鐘を打ちました

12年前、四十九日法要の際には、東の方角に向かって大きな角塔婆を建立しました

樹齢100年を過ぎる梅の古木、この日花は満開に

一週間前はまだ蕾も沢山あり、風情いっぱいでした

枝垂れの白梅

こちらは、同じ一本の木に紅梅と白梅が混ざって咲いています

山茶花も咲き乱れ

毎年いただく啓翁桜、今年は玄関前に生けてみました

花が咲いてからも長く楽しめます

玄関の生け花も春の花で溢れています

木瓜・菜の花・つげ

黒猫柳・トルコ桔梗・ユーカリ・麦
青麦の花言葉は『希望、繁栄、豊作』
東北の地へ届きますように